ご挨拶

 

現在の住宅産業を考える中で、住宅を造る木材、特に山林の現状を考えていかなければいけないと思います。戦後70年が経とうとしている現在、戦後に植林された木はすでに伐採期を迎えております。しかし、現状は伐採しても価格が合わず、伐採されずに放置されて山は荒れてきております。その間に、日本に輸入されてきた外材にシェアを奪われてしまいました。安価であった外材が、現在では国産材より高くなるものもあり、それでも安定した品質である外材に施工業者は目を向けています。今後、国産材はより良質な製品にしていく努力をして、奪われたシェアを取り戻す必要があると思います。
 ここ数年は、国産材の普及拡大を進めるために、国をあげて色々な施策に取り組んでいます。国交省は長期優良住宅の先導事業に始まり、現在では地域材ブランド化事業を、林野庁は木材利用ポイント等で補助金を出すことにより、一般消費者に国産材の積極的な利用を呼びかけております。そして、長期優良住宅の促進により、日本の住宅の平均寿命を伸ばし、木を切るサイクルと同様の年数にして、山林の保護・環境の保護にも繋がる政策をとっております。積極的な国産材の利用が、伐採と植林を繰り返し、山林に新しい息吹を吹き込むことになります。
 そのような中、弊社は平成25年に創立満50年を迎えることができました。50年間に渡る皆様の暖かいご支援に忠心より厚く御礼申し上げる次第でございます。
 この50年の間に参加問屋が減少しましたが、逆に問屋さんが扱っていた商品を弊社で取り扱うようになり、今では建材・住宅機器等の取扱いもしております。そして長期優良住宅の設計支援から、住宅ローン、瑕疵保険の取扱いまで、それこそ相模原木材センターにお越しいただければ全てが揃うワンストップサービスにより、お客様の利便性の向上に努めております。そしてこの50年を契機に初心に帰り、新しい第一歩を踏み出すべく、社訓や経営理念を見直しました。生産者様・メーカー様から一般消費者様まで住宅建設に携わる全ての皆様にとりまして、弊社がベストパートナーに成れるよう日々努力致しております。「私たちは信頼されるベストパートナーに成り得ているのか?」と常に自問自答しながら営業しております。
 皆様におかれましては、今後とも末永いお付き合いを、そして暖かいご支援を賜りますようにお願い申し上げます。


株式会社 相模原木材センター
代表取締役 栗 林 一 郎