青樹会記念市(2005年6月7日)

林材新聞(平成15年6月15日付)記事より抜粋

厳しい経済環境が続く中、木材価格の低迷もいよいよ慢性化の傾向にある。 さらには7月の建築基準法の改定で、シックハウス関係など建材レベルから規制強化がなされるなど住宅産業全体としての変革期を迎えている。高断熱・高気密住宅には換気設備機器が不可欠という流れは、気密レベルが高まる近年の住宅産業において当然のことである。当社としてもパイン材等の中国産のフリー板等、対応が遅れている商品は、当分の間入荷を中止する等基本的に☆☆☆☆製品を中心とした扱いとなる。

建築基準法改定は業界にとって、一般住宅の内装材にも無垢の木材を使用してもらうことの強い追い風になる事は間違いないが、「PRが必要」、「追い風」と言って、黙って様子を見ているだけでは結果はでてこない。

自社としては、今後木材小売業者、地元工務店と協力し、一般消費者を対象とした新しいスタイルのサポートシステムを、今秋から開始する予定で現在準備中である。工務店も木材業者も単独でこの厳しい状況を乗りきっていくことは難しいと考えられ、さらに結果をだしていくとなれば相当な努力が求められてくる。住宅関連のイベント、同業者による勉強会、記念市もそうだが、木材業者の方にはもっと積極的にこのような人の集まる催しに参加してもらいたいと思う。人が集まる場所に情報が集まり、情報が飛び交う場所にこそチャンスがあり、商売にも大きなプラスになると思う。

お蔭様で当社としては、売上げが前年比で120%を維持しており、5月の売上げでも対前年同月比で140%を上回る結果を出すことが出来たが、これはそのような場を利用しての営業努力とお客様の暖かいご支援の賜物である。情報を集め、それを上手に利用する積極的な行動と人との繋がりが、この苦境を乗り切るキーになってくると思われる。

2005年6月15日